江國香織さんの2年ぶりとなる長編小説『外の世界の話を聞かせて』(集英社)は、私設図書館、元公民館の空き家、斎場、夜の飲食店などを舞台に、人と時間が交差しながら物語が紡がれていきます。血はつながっていないけれど、ひとつの家族であった人 ...
第38回小説すばる新人賞を受賞した『ギアをあげて、風を鳴らして』(「ギアをあげた日」改題、集英社)。小学4年生の少女2人が主人公で、性格もとりまく環境もまったく異なる彼女たちが、とあるきっかけから交流が始まり、心を通わせるようになる ...
『赤毛のアン』の主人公アンの瞳は、住まいの屋根の色同様、緑色だった。映画「理由なき反抗」のジェームズ・ディーンが着ていたのはジャンパーでなく、ジャケット。かつて小説の大切な小道具だったたばこは、サリンジャーの短編集なら、ほぼどの作品 ...
木挽町のあだ討ち(永井紗耶子、新潮文庫) プロジェクト・ヘイル・メアリー 〈上〉(ウィアー,アンディ/小野田和子、ハヤカワ文庫SF) 一次元の挿し木(松下龍之介、宝島社文庫) ほどなく、お別れです(長月天音、小学館文庫) ...
人気の本の著者が全国各地の学校に特別授業を届ける朝日新聞社の読書推進事業「オーサー・ビジット」。文芸評論家の三宅香帆さんは昨年12月、京都市立深草中学校を訪ね、苦手な人も多い読書感想文の書き方のポイントを伝えた。自分の感じたことを人 ...
「文系のための科学本ガイド」は、「科学の一般読み物を、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたい!」そんな思いから生まれた、リレー形式の書評連載です。毎回、異なる評者の方が「これは面白い」「これは役に立つ」という科学の本を1冊ずつ紹介して ...
新書世界現代史(川北省吾、講談社) インフレ・円安・バラマキ・国富流出(佐々木融、日本経済新聞出版) インフレの時代(渡辺努、中央公論新社) 読書思考トレーニング(中崎倫子、筑摩書房) 現代戦争論(小泉悠、筑摩書房) ...
(1)は、日記、蔵書の書き込み、無署名の書評まで読み込み、民俗学者宮本常一の生き様を複層的に描く。宮本は周防大島に生まれ、大阪で教師として働き、全国をくまなく歩いたことで、東京中心の学問を疑問視し「傍流でよく状況を見ていく」視点を得た。興味深いのはかれを磁場とした、戦後思想史の多様な広がりだ。藤田省三や森崎和江による批判から、島尾敏雄のヤポネシア論や司馬遼太郎へのひそかな影響、はては宮崎駿やスピッ ...
園芸とは、自然と人のあるべき関係を調整する営みである。そこでなされる園芸的思考は、自然からの撤退でもなく、はたまた自然の征服でもない。園芸文化から、自然と人のこじれた関係をひもとく知恵を探ってみよう。
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2022年2月24日に始まったウクライナ戦争は、2026年2月24日で開戦から4年を迎えます。わずか3日で終わると予想されたこの戦争は、なぜここまで長期化したのか。どれだけの人が死んだのか。さらには、米トランプ政権成立で激変した世界 ...
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